生まれて間もない小さな子ども達ですが、決して何もわからない訳ではありません。ミルクを飲みながら保育者と目を合わせ、優しい言葉をもらいながら満たされ、穏やかな気持ちを育んでいきます。そして、安心できる人との関係を作っていきます。保育者の言葉や動きを見ながら、少しずつ¨自分で¨してみたいことがでてきて真似ていきます。自分の思いが伝わったり、自分でできることが増えていきます。自分の思いが伝わらなかったり、納得できなかったりすることも成長のひとつです。
　 まずは、この時期は、子ども一人ひとりのありのままの気持ちを受け止め寄り添っていきたいと思っています。

　3歳からは友達との関わりの中で育つことが多くなります。小さい頃に優しくしてもらった経験から人に優しく関われるようになったり、相手の思いに気づくようになります。人として心の優しさを育てることを大切に思っています。また、子ども達と一緒に考え過ごしていく中で子どもの言葉や思いを聞き、自らが自分の言葉で思いを伝えられるようにしてほしいと考えています。